皆さんこんにちは。

久方ぶりの投稿となってしまいましたが、今回は11月のバッテリーキャンペーンにちなんでバッテリーについて書きたいと思います。

一般的にバッテリーは寒さに弱いと言われていますが、皆さんはこのことを知っていましたか?

知っていた方も多いかもしれませんが、初耳だ!!という方もいるかと思うので簡単に説明させていただきます。

一般的なバッテリーは電極と電解液などから構成されていて、電解液と中に埋め込まれた電極板との化学反応で電気を生み出したり溜めたりしています。

この化学反応を起こすための環境としては常温が理想とされ、低い温度下では化学反応が起きにくくなり、バッテリーが電気を生みにくい状態になるためバッテリーは寒さに弱いと言われているんですね。

細かく説明すると電解比重だのXX規格だの色々出てきて物凄く長くなるので、何とな~く分かった!!レベルで十分です(>ω<b

この現象は目には見えないので、なかなか体感することは難しいと思います。

そもそも電気は目に見えないので、計測器で測りでもしなければ分かるはずも無いのですが・・・、意外と身近なところで体感できたりしてるんです。

特にスキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツをされる方であれば分かりやすいかも知れません。

皆さんはスマフォや携帯のバッテリーの減りが、冬場だと減りが早いな~と感じたことはありませんか?

ん~・・・スマフォや携帯の場合、内ポケットに入れてると体温で温められてたりするのであまり感じ無いですかね(-ω-;

私はその昔、30分録画可能なビデオカメラをスキー場に持って行ったところ、10分と経たないうちにバッテリー切れを起こした経験があります。

(充電し忘れてたなんて事はありません)

これらのバッテリーは、用途は違えどその仕組みはほぼ同じなので、気温が低い環境下だと減り方が早くなったりしてしまうんですよね。

ついでに言うと、バッテリーは高温にも弱いんです。

高温に弱い理由は低い場合のそれとは理由が違って、簡単に言ってしまうと中の電極板に施されている結晶粒子が高温で破壊されてしまうからです。

通常の使用では問題なく作られていますが、一度バッテリー上がりを経験したバッテリーは要注意で、急速充電器による充電作業ではバッテリーが高温になるため、少なからずこの結晶が破壊されてバッテリー寿命が短くなってしまっています。

最近のバッテリーはメンテナンスフリーとされています。

理想環境で考えれば半永久的なんでしょうけど、そんな理想環境はどこにもないのでメンテナンスフリーと言えども経年劣化は避けられません。

経年劣化したバッテリーは蓄発電性能も当然の如く劣化してくるため、冬場における能力低下は新品のそれと比べると如実に表れてくるため、供給電圧の低下やバッテリー上がりなどのリスクが増してくると言えます。

E90以降にはi-Drive搭載車がありますが、供給電圧の低下が原因で内部時計がリセットされたといった話も耳にします。

i-Driveを含む電装機器には正常動作域となる供給電圧の範囲があり、これを下回る事でこういった誤動作の症状が現れることがあります。

このような現象はバッテリーの経年劣化による電圧降下が引き金となってたりしますが、最近ではこの電圧降下が発生しにくいAGMバッテリーなるものも出てきています。

このAGMバッテリーは航空機や船舶、軍事用として使われてきたものですが、特徴として高効率で幅広い温度特性があるため、つたえファクトリーでは電圧降下の影響度が大きいi-Drive装着車に対しては、通常バッテリーからこのAGMバッテリーへの換装をお勧めしています。

AGMバッテリーは通常のバッテリー(従来の)に比べ価格は高めとなりますが、i-Driveをはじめとする電装機器の誤動作防止にもつながります。

11月キャンペーンではBOSCH社製バッテリーの20%OFFキャンペーンを開催しますので、AGMバッテリーへの換装をご検討いただくには絶好のチャンスです。

本格的な冬に突入する前に、疲れたバッテリーをリフレッシュしてみては如何でしょう?

バッテリー弱ってきたな~と感じている方は是非こちらのキャンペーンをご覧下さい。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!